東京大学

Frontier Research Center for Energy and Resources(FRCER)
School of Engineering,The University of Tokyo

 

TOPICS

2020.7.6

第8回ESIシンポジウム(ZOOMによるWeb開催) 交通の電動化への選択とエネルギーの融合を考える

クルマの電動化の道筋とそのための充電などのインフラ整備という現実的なテーマを核として、大きく変貌しつつある交通の電動化の選択とエネルギーの融合について議論します。

当ESI社会連携研究部門では2018年の発足より計6回のシンポジウムを開催し、研究成果の発信、参加者との相互交流に努めてまいりました。
今回は、新型コロナウィルスの感染二波への警戒が続く中、初めてウェビナーでの開催としました。
不慣れゆえの試行錯誤もあるかと思いますが、そこはご寛容いただけるようお願い致します。

<開催概要>

【日時】2020年8月4日(火)
    13:00~17:20 (受付開始 12:30)
【会場】ZOOMによりWeb開催
 
【シンポジウム参加費】 無料 

【主催】東京大学 生産技術研究所
    エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
【共催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター(APET)
    東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター

【参加申込方法】こちらのページより必要事項を入力の上、お申込み下さい。

 *申込締切:定員に達した時点 、または2020年7月30日(木)

皆様のご参加をお待ちいたしております。 詳細はこちら

2020.6.19

【プレスリリース】南鳥島沖の「超高濃度レアアース泥」は地球寒冷化で生まれた:エネルギー・資源フロンティアセンター/システム創成学専攻 大田隼一郎助教,加藤泰浩教授ら

【プレスリリース】南鳥島沖の「超高濃度レアアース泥」は地球寒冷化で生まれた:エネルギー・資源フロンティアセンター/システム創成学専攻 大田隼一郎助教,加藤泰浩教授ら

==公表日==
2020年6月19日

氏名:大田隼一郎 助教,安川和孝 講師,見邨和英 博士課程3年,藤永公一郎 研究員,中村謙太郎 准教授,加藤泰浩 教授

発表概要:
東京大学大学院工学系研究科の加藤泰浩教授を中心とする研究グループは、2013年に南鳥島沖の排他的経済水域内で、有望な海底鉱物資源「超高濃度レアアース泥」を発見しました。この超高濃度レアアース泥は、レアアースを濃集する魚の骨を大量に含んでいます。しかし、そのような大量の魚の骨が、いつ、どのようにして堆積したのかは、依然として謎に包まれていました。今回、本研究グループは、魚の歯の化石と海水中の極微量元素であるオスミウムの同位体比を組み合わせた年代決定法を用いて、超高濃度レアアース泥が約3,450万年前に生成したことを突き止めました。この時代は地球規模の寒冷化の開始時期にあたり、海洋大循環が強まりました。深海底を流れる底層流が巨大な海山にぶつかり湧昇流を発生させ、大量の栄養塩を表層にもたらし、海山周辺で魚類が急激に増えたと考えられます。その結果、魚の骨が大量に海底に堆積し、超高濃度レアアース泥が生成しました。南鳥島を含む現在の北西太平洋から中央太平洋にかけては、大きな海山が多数存在するため、これらの海山の周辺を探査することで新たな超高濃度レアアース泥が発見できると期待されます。

プレスリリース本文:
工学系研究科プレスリリース

論文:
Scientific Reports

共同研究機関:
千葉工業大学
海洋研究開発機構
早稲田大学
神戸大学

報道:
日本経済新聞

2020.2.12

第7回ESIシンポジウム 「交通の電動化への選択とエネルギーの融合を考える」

(2/25更新)
3/4に開催予定のESIシンポジウムに関しまして、一部の方からはお問い合わせも頂いておりましたが、今般の新型肺炎の感染拡大の状況に鑑み、同日の開催を中止することとさせて頂きます。
ご了解頂きますよう、お願い致します。

なお同シンポは、エネルギーの視点から「くるま」を考える、
不急ではありますが重要なシンポと考えております。

別日程による開催につきましては、検討の上改めてご案内させていただきます。
お申込みいただいておりました皆様には、申し訳ありませんがご了承ください。

詳細はこちらへ.

2019.12.20

【プレスリリース】音波が映し出す南鳥島周辺のマンガンノジュールの分布 ―世界初、海底資源の広域分布を可視化し面積を算出する方法を確立―

【プレスリリース】音波が映し出す南鳥島周辺のマンガンノジュールの分布 ―世界初、海底資源の広域分布を可視化し面積を算出する方法を確立―:エネルギー・資源フロンティアセンター 安川和孝講師、加藤泰浩教授ら

工学系研究科広報トピックスに安川和孝講師、加藤泰浩教授のプレスリリース記事が掲載されております。ぜひご覧ください。
工学系研究科プレスリリース

千葉工業大学次世代海洋資源研究センターでは、海底の広い範囲に分布する海底鉱物資源について音波を用いて効率的に探査する手法の研究開発を、国立研究開発法人 産業技術総合研究所、国立大学法人 東京大学、国立研究開発法人 海洋研究開発機構、および国立大学法人 神戸大学との共同研究として進めています。その中で、南鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ: Exclusive Economic Zone)に分布するマンガンノジュールを対象とした研究成果として、広範囲を網羅的に調査した中からマンガンノジュールが密に分布する領域(マンガンノジュール密集域)を地図上に示し、その面積を正確に算出する方法を世界で初めて確立しました。

プレスリリース本文:
工学系研究科プレスリリース

論文 (オープンアクセス):
Marine Georesources & Geotechnology

共同研究機関:
千葉工業大学

千葉工業大学 次世代海洋資源研究センター

国立研究開発法人 産業技術総合研究所

神戸大学

報道:
日本経済新聞 (12/11付速報)

2019.12.4

【プレスリリース】天体衝突イベント由来の新たなエジェクタ層を中新世の深海堆積物から発見 ―約1,160万年前の生物大量絶滅イベントの原因解明か―

【プレスリリース】天体衝突イベント由来の新たなエジェクタ層を中新世の深海堆積物から発見 ―約1,160万年前の生物大量絶滅イベントの原因解明か―:エネルギー・資源フロンティアセンター 安川和孝講師、加藤泰浩教授ら

工学系研究科広報トピックスにエネルギー・資源フロンティアセンターの安川和孝講師、加藤泰浩教授のプレスリリース記事が掲載されております。ぜひご覧ください。
工学系研究科プレスリリース

※本成果は、英国のNature Publishing Group(NPG)が発行する学術雑誌「Scientific Reports」に11月20日付け(日本時間)で掲載されました。

プレスリリース本文:
工学系研究科プレスリリース

論文:
Scientific Reports

共同研究機関:
海洋研究開発機構 (JAMSTEC)

東京工業大学

九州大学

報道:
日本経済新聞

2019.11.11

APET 第29回イブニングセミナー 『電力レジリエンスの最新状況』

APET 第29回イブニングセミナー 『電力レジリエンスの最新状況』

【開催日】2019年12月4日(水) 16:30~18:40(16:00受付開始)
【会場】東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館4階 241講義室
【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター(APET)
【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
    東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)

詳細はこちら

2019.10.21

第6回ESIシンポジウム 「VPP・小規模DRは生き残れるか?」

今回、VPP、小規模DRの可能性について考えるためのシンポジウムを開催します。
本シンポジウムでは、VPP・DR事業の実証から実装へのジャンプの可能性について、産官学の視点から論点を整理し理解を深めるため議論します。

【開催日】2019年11月21日(木) 13:00~17:45 (受付開始 12:30)
【会場】東京大学 駒場リサーチキャンパス 生産技術研究所 コンベンションホール (An棟2階)
【シンポジウム参加費】無料 (意見交換会参加費:4,000円)
【主催】東京大学 生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門 (ESI)
【共催】
東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター (APET)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター
【参加申込方法】こちらのページより必要事項を入力の上、お申し込み下さい。

*申込締切:定員に達した時点、または2019年11月18日 (月)

皆様のご参加をお待ちいたしております。 詳細はこちら

2019.9.15

FRCERウェブサイトをリニューアルしました

2019年9月13日,エネルギー・資源フロンティアセンターのウェブサイトをリニューアルしました.
新サイトではデザインを一新し,スマートフォン表示にも対応しています.
引き続き,当センターによる最新研究成果をはじめとする様々な情報を発信していきます.
今後ともどうぞよろしくお願い致します.

2019.7.26

第5回ESIシンポジウム 「温室効果ガス低減に向けた長期発展戦略の策定のための情報と視点の整理と方法論」

第5回ESIシンポジウム 「温室効果ガス低減に向けた長期発展戦略の策定のための情報と視点の整理と方法論」

今回これまでの発表などに基づき、我が国の温室効果ガス低減に向けた長期発展戦略の策定のための情報整理と方法論の確立を目標に、情報と視点に関する短い発表とパネルディスカッションを行います。

【開催日】2019年8月21日(水) 13:00~17:45 (受付開始 12:30)
【会場】東京大学 駒場リサーチキャンパス 生産技術研究所 コンベンションホール (An棟2階)
【シンポジウム参加費】1,000円 (意見交換会参加費:4,000円)
【主催】東京大学 生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門 (ESI)
【共催】
東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター (APET)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター
【参加申込方法】こちらのページより必要事項を入力の上、お申し込み下さい。

*申込締切:定員に達した時点、または2019年8月19日 (月)

皆様のご参加をお待ちいたしております。 詳細はこちら

2019.7.25

アンモニア分解反応に関する研究成果が Nature Chemistry 誌に掲載

アンモニア分解反応に関する研究成果が Nature Chemistry 誌に掲載

東京大学大学院工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンターの中島一成准教授、システム創成学専攻の西林仁昭教授、および、東邦大学薬学部の坂田健教授らの研究グループは、ルテニウム触媒を用いた新規アンモニア分解反応の開発に成功し、その成果がNature Chemistry誌に掲載されました。
本研究では、アンモニアを酸化的に分解し窒素ガスに変換する触媒反応を達成しました。このプロセスはアンモニアに蓄えられた化学エネルギーを電気エネルギーとして取り出すプロセスに相当します。そのため、この成果はアンモニアをエネルギー源(エネルギーキャリア)とする燃料電池の開発などに応用できる可能性があり、重要な研究成果です。

論文:
Kazunari Nakajima, Hiroki Toda, Ken Sakata, Yoshiaki Nishibayashi. Ruthenium-catalysed oxidative conversion of ammonia into dinitrogen. Nature Chemistry 11, 702-709 (2019).

本文はこちら

関連リンク:
工学系研究科プレスリリース

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