東京大学

Frontier Research Center for Energy and Resources(FRCER)
School of Engineering,The University of Tokyo

お知らせ

2022.8.31

APET 第37回イブニングセミナー『洋上風力の周辺技術』

第37回APETイブニングセミナーのテーマは『洋上風力の周辺技術』です。日本のエネルギー政策の方針をまとめた第6次エネルギー基本計画で洋上風力は「大量導入やコスト低減が可能であるとともに、経済波及効果が大きいことから、再生可能エネルギー主力電源化の切り札として推進していくことが必要」とされており、洋上風力産業の競争力強化に向けて必要となる要素技術を特定・整理した「洋上風力の産業競争力強化に向けた技術開発ロードマップ」では、サプライチェーン全体を8つの分野(①調査開発②風車③着床式基礎製造④着床式設置⑤浮体式基礎製造⑥浮体式設置⑦電気システム⑧運転保守)に分け、産業競争力強化と低コスト化の観点から特定された要素技術の開発計画も示されました。
また電力広域的運営推進機関が策定する電力系統のマスタープランの中間整理では「北海道東北に洋上風力約23GW導入に800万kW程度の増強。長距離送電で経済性や系統安定性という面で優位となるHVDC送電を活用」といったシナリオも検討され、今後、段階的に具体的な計画策定が行われることとなっています。
そこで、第37回イブニングセミナーでは、洋上風力の要素技術(電気関連)のうち、レーザー光を利用した風況計測技術について日本気象協会・大西健二氏から、最新のケーブル技術について住友電気工業・真山修二氏から、多用途多端子直流送電システムについて東京電力ホールディングス・太田文彦氏から、それぞれ解説いただきます。
将来主力電源となる洋上風力の最新の技術動向が確認できる良い機会ですのでどうぞ奮ってご参加ください。

<開催概要>
【日時】2022年10月12日(水) 16:30~18:40

【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします

【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)

【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
    東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)

詳細はAPETホームページをご覧ください.

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