東京大学

Frontier Research Center for Energy and Resources(FRCER)
School of Engineering,The University of Tokyo

 

TOPICS

2025.3.19

EAJ プロジェクト「社会、産業、人々の生活の変容を支える電力システムの在り方」中間シンポジウム/ ESI第23回シンポジウム

日本工学アカデミーでは、未来社会をデザインするという役割のもとに、工学を中心に様々な分野の有識者が政策提言を行ってきた。本プロジェクトは、2030年~2050年を視野に、技術的可能性とリスクとを包含し、科学的な根拠にもとづき新たな電力システムへの段階的移行を実現する視点や方法論について取りまとめる。この中には、注目すべき道筋、持続可能で不確実性を盛り込んだ検討方法、データ収集、解析・分析手法、人材育成などが含まれる。このために、本プロジェクトでは、より若い世代が中心になって幅広い分野の話題提供とそれについての議論を積み重ねる中から視点や方法論を提起・整理して、より経験の豊富なメンバーの閲読を通して、提言書を作成する。本プロジェクトでは、2024年3月の開始後、需要・従来電源、太陽光発電・風力発電、直流送電・インバータ、送電・配電、エネルギー貯蔵の各分野と、横断的分野に関する議論を進めてきた。

本シンポジウムでは、プロジェクト開始後1年の中間段階において、これまでの技術的な知見や議論の状況などこれまでの検討状況を紹介し、それらに基づく電力システムの移行期における「キー技術、キーシステム技術」および「人材の獲得と育成」についての2つのパネルディスカッションを行い、本プロジェクト後半を進めるための議論を行う。 

 

<開催概要>

 ■共同主催:

日本工学アカデミー(EAJ) 

東京大学生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI) 

■共催:

国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター(JST CRDS) 

東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET) 

東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER) 

東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 

■日時: 2025 年4 月15 日(火)13:20 ‒ 17:30(開場は 12:50) 

■場所: 東京大学 駒場リサーチキャンパスAn棟 コンベンションホール https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_04_09_j.html 対面とZoom ウエビナーによるハイブリッド開催

■参加費:無料 

■意見交換会費:5,000 円(当日、受付にてお支払いください) 

■申込方法:こちらの HP よりお申込みください。(要事前登録) 

※申込締切 定員に達した時点、または、2025 年 4月 8 日(火) 17 時 

※当日申込の受付予定はありません。 

■お問い合わせ:東京大学 生産技術研究所 ESI 社会連携研究部門 事務局 

E-mail:esi [at] iis.u-tokyo.ac.jp *[at] を @ に変換してください.

2025.1.9

第43回イブニングセミナー『加速する超電導リニア』

第43回APETイブニングセミナーのテーマは『加速する超電導リニア』です。
超電導リニア(超電導磁気浮上)は、東海旅客鉄道株式会社が建設を進め、次世代の高速鉄道として世界的
にも注目されている中央新幹線に採用されている走行方式です。最高設計速度505km/h、東京-大阪間を最速
67分で結ぶことを可能とする超電導リニアは、基礎技術から実用化段階まで日本で独自に研究・開発が行われ
てきた大変価値のある技術です。
今回のセミナーは、日本の経済・社会活動の活性化、災害リスクに備えた大都市圏を結ぶ大動脈の二重系化、
二酸化炭素排出の低減、といった意義の大きいプロジェクトである中央新幹線の走行を司る日本固有の最先端
技術、超電導リニアの実用段階の開発状況について、実際に担当されている技術者の皆様から直接お話を伺う
貴重な機会となります。
講演は、東海旅客鉄道の北野氏より、超電導リニアの成り立ちと実装される中央新幹線の概要について、同
社、村井氏より、超電導リニアの走行試験装置とその構成等について、同社、山本氏より、超電導リニアの車
上への電力供給の手段、非接触給電の開発内容について、それぞれ解説頂きます。
将来を展望する際の参考になれば幸いです。どうぞ奮ってご参加ください。

<開催概要>
・日 時:2025年2月6日(木) 15:00〜17:10
・会 場:オンライン開催
※URLはお申込み後にお知らせいたします
・詳細:APETホームページをご覧ください。
主催:東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
協賛:東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)

2024.8.5

第 22 回 ESI シンポジウム「将来の電力需要と供給可能性を考える」

第 22 回 ESI シンポジウムのテーマは「将来の電力需要と供給可能性を考える」です。

我が国の想定電力需要については、長らく現状維持若しくは減少が見込まれる状況が続いてきましたが、本年1月に電力広域的運営推進機関が示した需要想定においては、データセンターの新設需要等を背景に、一部エリアでの需要想定が大きく引き上げられました。将来のカーボンニュートラルに向けて、今後熱需要、運輸需要の電化による需要増加も一定見込まれる中、2050 年に向けて電力需要がどうなっていくか、それに対してどのような供給側の体制が必要かを検討していくことは、今後のエネルギー政策において重要です。
本シンポジウムでは、将来の電力需要の見通し、それを誘発するデータセンター・半導体工場などの需要側の見通し、インフラ側へのニーズ、供給側である送配電網・電源の利用可能性、また、需要増の影響を緩和する技術や政策等について議論を行います。

 

日時: 2024 年 9 月 24 日(火)13:30 ‒ 17:30(OPEN は 13:15)

場所: Zoom ウエビナーによるオンライン開催

主催: 東京大学生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)

共催: 東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター

詳細は 東京大学生産技術研究所エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)HPをご覧ください。

 

2024.6.13

APET 第41回イブニングセミナー『サーキュラーエコノミーとその技術』

第41回APETイブニングセミナーのテーマは『サーキュラーエコノミーとその技術』です。

サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、欧州議会の規則によれば、経済活動のなかで、製品、材料、その他資源の価値を可能な限り⻑期間維持し、⽣産と消費において効率的な利⽤を促進することによって、環境への影響を低減し、ライフサイクルのあらゆる段階における廃棄物と有害物質の放出を最⼩限に抑える経済システム、とされ、近年では、そのサービス化等を通じて付加価値を⽣み出す経済活動として注⽬されています。

特に資源の⾃給率が低い⽇本においては資源⾃律の⾯で重要な取り組みであるとともに、拡⼤が予想される世界的なサーキュラーエコノミー市場(規制)への向き合い⽅も、今後脱炭素と同様の課題となりうると考えられます。

今回のイブニングセミナーでは、このサーキュラーエコノミーについて、東京⼤学の⽊下⽒から、取り巻く状況や今後の⽅向性等の概説を、産業技術総合研究所の⼤⽊⽒から、マテリアルリサイクルの代表例として戦略的な"都市鉱⼭"の開発への取り組みについて、住友化学の野末⽒から、炭素資源循環の取り組みについてケミカルリサイクルの事例を中⼼に、それぞれの趣旨や活動状況などについてお話いただきます。

将来の展望を思料する際の参考になれば幸いです。どうぞ奮ってご参加ください。

<開催概要>
【日 時】:2024年7月26日(金) 16:30~19:00
【会 場】:オンライン開催
※URLはお申込み後にお知らせいたします
【主催】:東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】:東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
詳細はAPETホームページをご覧下さい。

2024.3.16

第21回 ESIシンポジウム「エネルギーシステムインテグレーション -ESI II期の取り組み-」

 東京大学生産技術研究所は、2018年1月よりエネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(以下ESI)を設立し、2021年3月まで第I期、2024年3月まで第II期の計6年の活動を行い、4月よりIII期の活動を開始する予定です。インテグレーションとは「統合」を意味し,ESIでは「エネルギーシステムの統合」を掲げて研究活動を行っています。 

ESIでは、中長期の電力/エネルギーシステムの構造的な変化に対し、2030年あるいは2050年などより長期の電力/エネルギーシステムにおける新しい技術・制度の必要性、価値、可能性を考慮して、全体システムの需給運用、設備計画、個別システム、個別技術の運用・制御開発・評価・適用検討と新たなサービスなどのビジネスの検討を通して、価値評価の考え方の確立、これらを実施する解析・評価ツールの開発、それらを用いた電力/エネルギーシステムの検討と提案、これらを通じた人材育成を行うことを目的として活動しています。第II期では、第I期で発表した「提言-カーボンニュートラルに向けたシステムインテグレーションの取り組み-」に基づき、5領域・14分野を設定して活動を行ってきました。 

本シンポジウムでは、ESIの第II期の成果の活動報告と今後の取り組みについての講演と、二つのパネルディスパッション、1) PD1 ツールによる解析の意義と効果、2) PD2 ツールによる解析が示す変革の選択肢における議論を行います。 

第21回 ESIシンポジウム
「エネルギーシステムインテグレーション -ESI II期の取り組み-」

日時 :2024年4月9日(火)13:00 - 17:35「(OPENは12:45)
場所 :会場(東京大学生産技術研究所 駒場リサーチキャンパス内)と
Zoomオンラインよるハイブリット開催

■シンポジウム   :参加無料
■意見交換会参加費 :6,500円(税込)
■申込方法:以下の HP よりお申込みください。(要事前登録)
https://www.esisyab.iis.u-tokyo.ac.jp/symposium/20240409/sympo20240409.html
※申込締切    定員に達した時点、または、2024年4月2日(火)12時
※当日申込の受付予定はありません。
■お問い合わせ:東京大学 生産技術研究所 ESI 社会連携研究部門 事務局
E-mail:esi@iis.u-tokyo.ac.jp

 

詳細はこちら

2024.2.15

第20回 ESIシンポジウム「電力システムの運用を支える予測技術の発展の方向性」

2050 年カーボンニュートラル実現に向けて、世界そして日本において再生可能エネルギー、特に天気により出力が変動する太陽光発電・風力発電の大量導入が進行しています。日本では、エリアの需給バランスと安定運用を維持するために、FIT法に規定される需給制御が 2018 年に九州エリアで始まり、2023 年には東京を除く 8 エリアで行われ、導入量の拡大にともない需給制御の制御率は増加傾向にあります。また、送電網の最大活用を目指し、これからの電源の接続・運用にあたっては、従来のファーム接続に替わりノンファーム接続が適用され、2024 年には送電線混雑管理のための系統制御の実施準備が進められています。
電力システムの需給運用と混雑管理を含む系統運用においては、火力等の発電状況、揚水等の貯蔵容量、PV・風力の出力制御を考慮した運用計画が必要であり、このためには、週間・翌日・より短時間の PV・風力・需要の予測が、電力システムの安定かつ経済的な運用において、より重要な役割を果たすことになります。
本シンポジウムでは、電力システムの運用における 3E+S(安定性、経済性、環境性、安全性)を支える予測技術の発展への取り組みの方向性について、予測側のシーズ、運用側のニーズの 2 つの観点からの議論を行います。

第20回 ESIシンポジウム

「電力システムの運用を支える予測技術の発展の方向性」

日時 :2024年3月4日(月)13:00-17:30
場所 :(会場)東京大学生産技術研究所
An棟 2 階コンベンションホール東京都目黒区駒場 4-6-1
(オンライン会場)Zoom

■シンポジウム :参加無料
■意見交換会参加費 :6,500 円(税込)
■申込方法:以下の HP よりお申込みください。(要事前登録)
https://www.esisyab.iis.u-tokyo.ac.jp/symposium/20240304/sympo20240304.html
※申込締切 定員に達した時点、または、2024 年 2 月 26 日(月)12 時
※当日申込の受付予定はありません。
■お問い合わせ:東京大学 生産技術研究所 ESI社会連携研究部門 事務局 社会連携研究部門 事務局
E-mail:esi@iis.u-tokyo.ac.jp

■主催:東京大学生産技術研究所
エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
■共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター

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2024.1.11

第19回 ESIシンポジウム 「分散エネルギー資源(DER)活用ノウハウの共有知化」

再生可能エネルギーの大量導入を可能とするため、定置型蓄電池や電気自動車 EV など分散エネルギー資源(DER)の活用が言われて久しくなっています。その実現に向け、震災前から多くの実証事業などが行われ、DER 活用の効果は確認されていますが、同時に、DER をネット接続する際に発生する多大な手間や、標準化されているとされている通信プロトコルが想定どおり使用できないなどの問題が頻繁に指摘され、結果として未だ DER を活用したエネルギーサービスは商用レベルに至っていないのが実情です。
本シンポジウムは、上記のような課題を明確化するとともに、このような負の共通課題(Common Pain)の解決策を関係者の“共有知”として、再生可能エネルギーの大量導入を可能とする多様なエネルギーサービスのサービス間競争が極力速やかに開始されるよう、その環境整備に向けた方策等について有識者・実務者にご講演頂くものです。

第19回 ESIシンポジウム

「分散エネルギー資源(DER)活用ノウハウの共有知化」
日時 : 2024 年 2 月 8 日(木)14:00 – 17:10(OPEN は 13:30)
場所 :(会場)東京大学生産技術研究所
An棟 2 階コンベンションホール東京都目黒区駒場 4-6-1
(オンライン会場)Zoom

■参加費:無料
■申込方法:以下の HP よりお申込みください。(要事前登録)
https://www.esisyab.iis.u-tokyo.ac.jp/symposium/20240208/sympo20240208.html
※申込締切 定員に達した時点、または、2024 年 2 月 2 日(金) 正午
※当日申込の受付予定はありません。
■お問い合わせ:東京大学 生産技術研究所 ESI 社会連携研究部門 事務局東京大学 生産技術研究所 ESI 社会連携研究部門 事務局
E-mail:esi@iis.u-tokyo.ac.jp
■主催:東京大学生産技術研究所
エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
■共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター

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2023.12.27

APET 第40回イブニングセミナー 『さまざまなネガティブエミッション技術』

第40回APETイブニングセミナーのテーマは『さまざまなネガティブエミッション技術』です。
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させるカーボンニュートラルを実現するためには、一部産業による排出不可避な温室効果ガスを大気から吸収する技術が不可欠です。
大気中のCO2を回収・吸収し,貯留・固定化することで大気中のCO2除去に資するネガティブエミッション技術には人工的なものと自然由来のものがあり、各々持続可能な実装方法について検討が進められていますが、それぞれの特徴を踏まえて組み合わせて活用していくことが重要とされています。
第40回イブニングセミナーでは、さまざまなネガティブエミッション技術のうち、環境負荷とコストが他の技術と比較して低いとされ、新たなグリーンビジネスモデルへの展開が期待されるバイオマスネガティブエミッション技術を中心に、新エネルギー・産業技術総合開発機構の中村勉氏から、ネガティブエミッション技術全般と風化促進について、科学技術振興機構の徳永友花氏から、陸域バイオマス・ネガティブエミッション技術と海域バイオマス・ネガティブエミッション技術について、それぞれ現在の検討状況や課題、今後の見通しなどについてお話いただきます。
将来の展望を思料する際の参考になれば幸いです。どうぞ奮ってご参加ください。

<開催概要>
【日時】:2024年2月7日(水) 16:30~18:40
【会場】:オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします

【主催】:東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】:東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
     東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)

詳細はAPETホームページをご覧下さい.

2023.11.6

第18回 ESIシンポジウム 「電力システムの変容を支えるシステムインテグレーション」

本シンポジウムでは、エネルギー政策の目指すべき方向性であるエネルギー需給自給率(Energy 、経済効率性(Economic 、環境適合( の3E同時達成のもとで、今後の電力システムの設備形成と運用の継続的改善による変容を支える「システムインテグレーション」にかかる課題を摘出して、それぞれの解決への取り組みの方向性について議論します。

第18回 ESIシンポジウム

 「電力システムの変容を支えるシステムインテグレーション」

 日時 :2023年12月7日(木)13:00-17:30「(OPENは12:45)
 場所 :会場(東京大学生産技術研究所 駒場リサーチキャンパス内)と
     Zoomオンラインによるハイブリット開催

■参加費  :無料
■申込方法 :以下の HP よりお申込みください。(要事前登録)
https://www.esisyab.iis.u-tokyo.ac.jp/symposium/20231207/sympo20231207.html
※ 申込締切 定員に達した時点、または2023 年 12月1日(金)12 時
※ 当日申込の受付予定はありません。

■お問い合わせ:東京大学 生産技術研究所 ESI 社会連携研究部門 事務局
E-mail:esi[at]iis.u-tokyo.ac.jp *[at]を半角@に変換してください

■主催:東京大学生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
■共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
    東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
    東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター

詳細はこちら

2023.9.20

APET 第39回イブニングセミナー  『さまざまな蓄電技術』

第39回APETイブニングセミナーのテーマは『さまざまな蓄電技術』です。
カーボンニュートラルの達成に不可欠な再生可能エネルギー発電設備の更なる導入のためには、その電気を需要に応じて充放電する設備の普及が求められます。現在充放電のための蓄電方法として最も期待が大きい蓄電池は、脱炭素社会の社会インフラや経済安全保障の観点から重要な産業分野とされ、産官学が連携し、蓄電池産業に携わる人材を育てる取り組みもなされています。
ただ今後求められる蓄電の容量は、その他技術の普及具合にもよりますが、いずれにしても多大であると見られ、その技術として電池だけで対応することは、実現性などからリスクが伴うことと想像できます。多様な蓄電技術を組み合わせて利用することは、リスクを分散し、エネルギーセクターの持続可能性、カーボンニュートラルの実現可能性を高める重要なステップと言えるのではないでしょうか。
第39回イブニングセミナーでは、さまざまな蓄電技術のうち、東芝三菱電機産業システムの海老沢氏から重力蓄電システムについて、東日本旅客鉄道の西氏から鉄道用超電導フライホイール蓄電システムについて、エネルギー総合工学研究所の川村氏から圧縮空気蓄電システムについて、それぞれ紹介いただきます。
今後の展望を思料される際の参考になれば幸いです。どうぞ奮ってご参加ください。

<開催概要>
【日時】2023年10月27日(金) 16:30~18:40

【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします

【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)

【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
    東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)

詳細はAPETホームページをご覧下さい。

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