2023.11.6
本シンポジウムでは、エネルギー政策の目指すべき方向性であるエネルギー需給自給率(Energy 、経済効率性(Economic 、環境適合( の3E同時達成のもとで、今後の電力システムの設備形成と運用の継続的改善による変容を支える「システムインテグレーション」にかかる課題を摘出して、それぞれの解決への取り組みの方向性について議論します。
第18回 ESIシンポジウム
「電力システムの変容を支えるシステムインテグレーション」
日時 :2023年12月7日(木)13:00-17:30「(OPENは12:45)
場所 :会場(東京大学生産技術研究所 駒場リサーチキャンパス内)と
Zoomオンラインによるハイブリット開催
■参加費 :無料
■申込方法 :以下の HP よりお申込みください。(要事前登録)
https://www.esisyab.iis.u-tokyo.ac.jp/symposium/20231207/sympo20231207.html
※ 申込締切 定員に達した時点、または2023 年 12月1日(金)12 時
※ 当日申込の受付予定はありません。
■お問い合わせ:東京大学 生産技術研究所 ESI 社会連携研究部門 事務局
E-mail:esi[at]iis.u-tokyo.ac.jp *[at]を半角@に変換してください
■主催:東京大学生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
■共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター
詳細はこちら
2023.9.20
第39回APETイブニングセミナーのテーマは『さまざまな蓄電技術』です。
カーボンニュートラルの達成に不可欠な再生可能エネルギー発電設備の更なる導入のためには、その電気を需要に応じて充放電する設備の普及が求められます。現在充放電のための蓄電方法として最も期待が大きい蓄電池は、脱炭素社会の社会インフラや経済安全保障の観点から重要な産業分野とされ、産官学が連携し、蓄電池産業に携わる人材を育てる取り組みもなされています。
ただ今後求められる蓄電の容量は、その他技術の普及具合にもよりますが、いずれにしても多大であると見られ、その技術として電池だけで対応することは、実現性などからリスクが伴うことと想像できます。多様な蓄電技術を組み合わせて利用することは、リスクを分散し、エネルギーセクターの持続可能性、カーボンニュートラルの実現可能性を高める重要なステップと言えるのではないでしょうか。
第39回イブニングセミナーでは、さまざまな蓄電技術のうち、東芝三菱電機産業システムの海老沢氏から重力蓄電システムについて、東日本旅客鉄道の西氏から鉄道用超電導フライホイール蓄電システムについて、エネルギー総合工学研究所の川村氏から圧縮空気蓄電システムについて、それぞれ紹介いただきます。
今後の展望を思料される際の参考になれば幸いです。どうぞ奮ってご参加ください。
<開催概要>
【日時】2023年10月27日(金) 16:30~18:40
【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします
【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
詳細はAPETホームページをご覧下さい。
2023.6.5
早稲田大学理工学術院講師の浅見 慶志朗(あざみ けいしろう)、千葉工業大学次世代海洋資源研究センター上席研究員の町田 嗣樹(まちだ しき)、東北大学東北アジア研究センター准教授の平野 直人(ひらの なおと)、東京大学大学院工学系研究科准教授の中村 謙太郎(なかむら けんたろう)・安川 和孝(やすかわ かずたか)、同大大学院工学系研究科教授の加藤 泰浩(かとう やすひろ)、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の小木曽 哲(こぎそ てつ)、千葉大学大学院理学研究院教授の中西 正男(なかにし まさお)らの研究チームは、東北日本沖のプチスポット火山から世界で最も深い水深における海底熱水活動の痕跡を発見し、その成果が英国Springer Natureのオンライン科学誌「Communications Earth & Environment」に掲載されました。
詳細は 工学系研究科プレスリリース をご覧下さい。
2023.4.13
ヒューリック株式会社(代表取締役社長:前田隆也、以下、ヒューリック)と国立大学法人東京大学 大学院工学系研究科(研究科長:加藤泰浩、以下、東京大学)は、五感を用いて自然を深く学ぶ体験を、環境や境遇に関わらず全ての子ども達が得ることのできる新たな「学習の場」を創成するため、社会連携講座「真にインクルーシブな自然体験学習システムの創成」を2023年4月1日に開設しました。
工学系研究科プレスリリースはこちら
2023.1.13
今回のシンポジウムでは、住宅・建築物における脱炭素に向けた取り組みをテーマとし、現在制度的に目指している方向や、短期的・中長期的に必要な政策、技術などについて議論を行います。
第17回 ESIシンポジウム
「住宅・建築物におけるカーボンニュートラル実現のための取り組み」
日時 :2023年2月13日(月)13:00-17:30(OPENは12:45)
場所 :ZOOMウエビナーによるオンライン開催
■参加費:無料
■申込方法:以下の HP よりお申込みください。(要事前登録)
https://www.esisyab.iis.u-tokyo.ac.jp/symposium/20230213/sympo20230213.html
※申込締切 定員に達した時点、または、2023年2月7日(火)17時
※当日申込の受付予定はありません。
■お問い合わせ:東京大学 生産技術研究所 ESI 社会連携研究部門 事務局
E-mail:esi[at]iis.u-tokyo.ac.jp *[at]を半角@に変換してください
■主催:東京大学生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
■共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター
詳細はこちら
2022.12.16
第38回APETイブニングセミナーのテーマは『電力・エネルギーシステムへの異分野研究の適用』です。
現在顕在化している地球温暖化など大きな社会課題は、単一の学問分野での解決が難しく、学問横断的に知識を結集して解決に当たることが必要不可欠とされています。また経済発展に不可欠とされる技術革新は、これまで組み合わせたことのない要素を組み合わせることによって創造される新たな価値であると理解されているところです。このように、現在の立ち位置から異(他)分野の研究・取り組みに目配りすることは各々が次の段階に進むうえでとても重要な過程であると考えます。
第38回イブニングセミナーでは、不確実性が増している巨大で複雑な電力・エネルギーシステムへのアプローチに有効な異分野研究についてご紹介いたします。
九州大学・萩島氏から、建築部門における建築物のエネルギー需要に及ぼす居住者行動の影響とモデル化について、名古屋市立大学・三澤氏から、金融工学におけるリスク評価手法の電力・エネルギー分野への適用について、広島大学・関崎氏から、オペレーションズ・リサーチに基づく意思決定の電力・エネルギー分野への応用について、それぞれ解説いただきます。
新たな気づきが得られる機会になれば幸いです。どうぞ奮ってご参加ください。
<開催概要>
【日時】2023年1月27日(金) 16:30~18:40
【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします
【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
詳細はAPETホームページをご覧ください.
2022.8.31
第37回APETイブニングセミナーのテーマは『洋上風力の周辺技術』です。日本のエネルギー政策の方針をまとめた第6次エネルギー基本計画で洋上風力は「大量導入やコスト低減が可能であるとともに、経済波及効果が大きいことから、再生可能エネルギー主力電源化の切り札として推進していくことが必要」とされており、洋上風力産業の競争力強化に向けて必要となる要素技術を特定・整理した「洋上風力の産業競争力強化に向けた技術開発ロードマップ」では、サプライチェーン全体を8つの分野(①調査開発②風車③着床式基礎製造④着床式設置⑤浮体式基礎製造⑥浮体式設置⑦電気システム⑧運転保守)に分け、産業競争力強化と低コスト化の観点から特定された要素技術の開発計画も示されました。
また電力広域的運営推進機関が策定する電力系統のマスタープランの中間整理では「北海道東北に洋上風力約23GW導入に800万kW程度の増強。長距離送電で経済性や系統安定性という面で優位となるHVDC送電を活用」といったシナリオも検討され、今後、段階的に具体的な計画策定が行われることとなっています。
そこで、第37回イブニングセミナーでは、洋上風力の要素技術(電気関連)のうち、レーザー光を利用した風況計測技術について日本気象協会・大西健二氏から、最新のケーブル技術について住友電気工業・真山修二氏から、多用途多端子直流送電システムについて東京電力ホールディングス・太田文彦氏から、それぞれ解説いただきます。
将来主力電源となる洋上風力の最新の技術動向が確認できる良い機会ですのでどうぞ奮ってご参加ください。
<開催概要>
【日時】2022年10月12日(水) 16:30~18:40
【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします
【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
詳細はAPETホームページをご覧ください.
2022.8.5
今回のシンポジウムでは、エネルギー・電力ひっ迫問題をテーマに取り上げ、なぜエネルギー需給ひっ迫は生じるのか、2023年の冬に向けて、さらには中長期的に、Energy Securityを経済性と環境性とのバランスをとるためにどのような対策をとっていくべきなのか、について議論を行います。
第16回 ESIシンポジウム
「エネルギー需給ひっ迫への取り組み」
What can we do to prevent or solve the Energy Crisis?
■日時 :2022年9月5日(月)13:00-17:30
■場所 :ZOOMウエビナーによるオンライン開催
■参加費:無料
■申込方法:以下の HP よりお申込みください。(要事前登録)
https://www.esisyab.iis.u-tokyo.ac.jp/symposium/20220905/sympo20220905.html
※申込締切:定員に達した時点、または、2022年9月1日(木)17時
※当日申込の受付予定はありません。
■お問い合わせ:東京大学 生産技術研究所 ESI社会連携研究部門 事務局 E-mail:esi[at]iis.u-tokyo.ac.jp *[at]を半角@に変換してください
■主催:東京大学生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
■共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター
詳細はこちら.
2022.7.1
来たる7月21日に「持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター設立シンポジウム」が企画されていますので、以下にご案内を掲載します。
持続型材料エネルギーインテグレーション研究センターは、カーボンニュートラルに向けた新しいマテリアルプロセスの開発、クリーンエネルギー製造・利用のための新技術開発を進めるため、2022年度4月に設立されました。エネルギー供給から最終利用そしてリサイクルまで、材料研究とエネルギー研究の連携のもと、エネルギー問題全体を俯瞰した研究を進めてまいります。本シンポジウムでは、センターの趣旨および新たな研究連携等についてご紹介いたします。
■開催日時:2022年7月21日(木)14:00-16:35
■開催方法:ウェビナー開催
■お申し込み方法
下記センターホームページよりご登録下さい
http://susmat.iis.u-tokyo.ac.jp/
参加申込締切: 2022 年 7 月 21 日
■お問い合わせ
東京大学生産技術研究所
持続型材料エネルギー インテグレーション 研究センター
准教授 吉川 健
t-yoshi@iis.u-tokyo.ac.jp
■プログラム(ポスターも添付致します)
14:00-14:05 「開会の辞」
生産技術研究所 所長 岡部徹
14:05-14:20 「センター紹介」
生産技術研究所 教授・センター長 鹿園 直毅
14:20-14:40 「エネルギーシステムインテグレーション-3E 安定供給、経済性、排出削減の同時達成-」
生産技術研究所 特任教授 荻本 和彦
14:40-15:00 「カーボンニュートラルの一翼を担う蓄電デバイス-ミクロおよびマクロの両面から ー」
生産技術研究所 准教授 八木 俊介、特任准教授 馬場 博幸
15:00-15:20 「持続可能社会における高級鋼の循環製造へ向けて」
生産技術研究所 教授 井上 純哉、准教授 吉川 健
15:30-15:50 「次世代エネルギーシステムにおける非鉄金属製造・リサイクルプロセスの可能性」
生産技術研究所 講師 大内 隆成、特任教授 岩船 由美子
15:50-16:10 「反応性窒素循環触媒プロセスによる環境・資源・エネルギー課題へのアプローチ」
生産技術研究所 教授 小倉 賢、
16:10-16:30 「ナノ金属材料による触媒的化成品合成・次世代エネルギー活用法」
生産技術研究所 教授 砂田 祐輔、教授 鹿園 直毅
16:30-16:35 「閉会の辞」
(このご案内は、これまでのCEE,ESIのシンポジウム等に
ご参加頂いた方々へもお送りする予定です。
お知り合いの皆様にもお知らせいただければ幸いでございます)
皆様のご参加をお待ちいたしております。
2022.5.30
第36回APETイブニングセミナーのテーマは『系統の慣性低下対策』です。太陽光発電や⾵⼒発電などのインバータ電源(⾮同期電源)は、⽕⼒発電等のタービン発電機(同期電源)とは異なり、⼀般的に慣性⼒や同期化⼒を保有していません。慣性が⼤きく低下した状態の電⼒系統では、⼤規模な電源脱落が発⽣すると、系統の周波数を維持する⼒が不⾜していることから周波数が⼤きく低下し、その結果、連鎖的に他の電源も脱落して⼤規模停電に⾄るリスクが⾼まります。現在、世界中で再⽣可能エネルギーの導⼊が増加しており、既にいくつかの国では、我が国に先駆けて電⼒系統の慣性低下という課題が顕在化しています。
そこで、第36回イブニングセミナーでは、NEDO事業「再⽣可能エネルギーの⼤量導⼊に向けた次世代電⼒ネットワーク安定化技術開発」の取り組みから得られた知⾒から、系統の慣性低下対策に関しての最新の技術動向について概観することといたしました。東京電⼒ホールディングス・草柳⽒からは電⼒系統の慣性を推定する⼿法を搭載した常時監視システムを開発し検証を⾏った成果を、同・濱⽥⽒からは慣性低下対策PCSの開発成果を、三菱総合研究所・⼊江⽒からは諸外国の慣性低下に関わる課題意識や対策等の動向を、それぞれご解説いただきます。系統の慣性低下対策に関しての最新の技術動向について俯瞰できる良い機会ですのでどうぞ奮ってご参加ください。
<開催概要>
【日時】2022年6月27日(月) 16:30~18:40
【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします
【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
詳細はAPETホームページをご覧下さい.