エネルギー・資源フロンティアセンターは、2008年4月に、東京大学大学院工学系研究科の下に新設された研究センターです。工学系研究科には同時にシステム創成学専攻が設立され、当センターの母体となる旧地球システム工学専攻(旧資源開発工学科)がこの新専攻に加わりました。
工学系研究科附属エネルギー・資源フロンティアセンター センター長 中村 謙太郎
人類社会の安定持続に即したエネルギー・資源パラダイム形成に向け、必要なフロンティア技術群を評価・研究・構築し、これを以って産・官・学連環を通じた対応機能と複合知の創成に資する。
近未来のエネルギー・資源安定供給の支保たるべきフロンティア技術研究の活性化と開発促進へ向けた学術的拠点を創出すること、ならびに、その幹枝を学内関連部署から政策策定機関・産業界へと伸ばし、研究成果を社会に還元する産官学連環拠点を形成することを目指して活動する。そのために、大学の中立・専門・学際性を十二分に活用の上、他の社会領域との広汎多岐に亘る連携を図る。
平成18年3月に工学系研究科は、JOGMECとの間で、両者の技術開発能力・人材・設備を相補的に活用することにより相乗効果を高め、石油・金属の資源エネルギー問題に関する我が国の学術及び技術開発の発展に資することを目的として、資源エネルギー分野での包括的連携・協力の推進に関する基本協定を締結した。
・アブダビ石油大学 (PI)
・スタンフォード大学 研究コンソーシアム SUPRI-Tides
・東京大学内のエネルギーに関する他センターと連携して研究を進めています。
・先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター(APET)