2022.3.22
来たる4月22日に第15回ESIシンポジウム(エネルギー・資源学会 研究委員会共催) が以下の通り開催されます。
今回のシンポジウムではこれまでの4回の議論を受け、第5回として2050年カーボンニュートラルなどの脱炭素を進めるにあたっての最新の動向としてIPCC WG3(緩和)の報告書などについて講演いただいた後に、供給と需要の二つの分野に関するパネルディスカッションとこれまでの本シンポジウム登壇者などからの「2050年のエネルギーと社会」に向けて「前に進むため」のメッセージを発言頂きます。
「2050年のエネルギーと社会:そして前に進むために」
日時 :2022年4月22日(金)13:00-17:20
場所 :ZOOMによるオンライン開催
─────────────────────────────────
■会場:オンライン開催(参加者にZoom URLを開催1週間前にお知らせします)
■シンポジウム参加費:1,000円(学生:無料)
■参加申込方法:以下の東京大学ESIのHPよりお申込みください。(要事前登録)
■主催: エネルギー・資源学会 「2050年に向けた日本のエネルギー需給」研究委員会
東京大学 生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
■共催: 東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター
東京大学 未来ビジョン研究センター(IFI)
*申込締切:定員に達した時点 、または2022年4月18日(月)
■お問い合わせ:一般社団法人エネルギー・資源学会 事務局
TEL 06-6446-0537 FAX 06-6446-0559 E-mail:gyoji@jser.gr.jp
皆様のご参加をお待ちいたしております.
詳細はこちら
2021.11.16
第35回APETイブニングセミナーのテーマは『エネルギーチェーン』です。エネルギー資源の採掘からエネルギーの各種変換を経て需要家が享受するエネルギーの便益へ⾄るエネルギーの流れをエネルギーチェーンと呼びます。全世界的にカーボンニュートラルの取り組みが強く求められる昨今、エネルギー需給の在り⽅を俯瞰的に把握することは⼤変重要です。そこで、第35回イブニングセミナーでは、エネルギーチェーンについてその最新状況を概観することといたしました。
今回は電⼒中央研究所から3⼈の講演者にご講演いただきます。甲斐⽥⽒からはエネルギーチェーンの概要と、エネルギーチェーンの観点から⾒たヒートポンプの有効性およびヒートポンプの最新動向を、⼭本⽒からはCO2排出量の直感的把握を助けるカーボンエネルギーの概念と、エネルギーチェーンへの応⽤例を、坂東⽒からは10⽉25⽇に成果を報告したAPET2050年⾰新的超⻑期電⼒システムビジョン検討会で⾏ったシミュレーションの内容の解説と、エネルギーチェーンの視点で結果をとらえ直した場合の今後の課題について、それぞれご解説いただきます。エネルギーチェーンという考え⽅についての最新の状況を俯瞰できる良い機会ですのでどうぞ奮ってご参加ください。
<開催概要>
【日時】2021年12月22日(水) 16:30~18:40
【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします
【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
詳細はAPETホームページをご覧下さい.
2021.10.8
10月25日 (月) に下記の通りAPET特別講演会が開催されます.
2020年10⽉26⽇に菅義偉内閣総理⼤⾂(当時)が所信表明演説において、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を⽬指す」と宣⾔し、12⽉25⽇には、経済産業省が「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成⻑戦略」を発表し、カーボンニュートラルの取り組みにより新たな雇⽤と成⻑を⽣み出すために取り組む国の取り組みを明らかにしました。カーボンニュートラルに関連する報道は最近は⽇々なされており、低炭素化、脱炭素化の流れは国内外で近年ますます⼤きく強くなっています。
APETでは、システムとハードを融合した、APETならではの⽇本版2050年電⼒システムビジョンを提⾔することを⽬的に、2018年6⽉より産学連携の検討会「2050年⾰新的超⻑期電⼒システムビジョン検討会」を⽴ち上げ、検討を⾏ってまいりました。今回は、その検討成果について講演いたします。⽇本の電⼒システムの未来図について俯瞰できる良い機会ですのでふるってご参加ください。
APET 特別講演会
『APET 2050年革新的超長期電力システムビジョン検討会の成果について』
主催:東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
協賛:東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
・日 時:2021年10月25日(月) 15:30~18:00
・会 場:オンライン開催
※URLはお申込み後にお知らせいたします
・詳細:APETホームページ
2021.9.1
来たる9月27日に第14回ESIシンポジウム(エネルギー・資源学会 研究委員会共催)が以下の通り開催されます.
今回のシンポジウムでは,我が国の長期のエネルギーと経済のあるべき姿と温室効果ガス低減に向けた長期発展戦略の策定に関する「2050年エネルギーと社会」シンポジウムとして,2020年12月の「課題解決の方向性」,2021年2月の「選択肢の深掘り」、同5月の「何が難しいのか」の議論に続き,第4回として,2050年カーボンニュートラルなどの脱炭素を進めるにあたっての「俯瞰的視点」を講演いただき,同時解決の可能性を議論します.
「2050年のエネルギーと社会:俯瞰的視点」
日時 :2021年9月27日(月)13:00-17:50
会場:オンライン開催(参加者にZoom URLを開催1週間前にお知らせします)
シンポジウム参加費:1,000円(学生:無料)
参加申込方法:東京大学ESIのHPよりお申込みください。(要事前登録)
主催: エネルギー・資源学会 「2050年に向けた日本のエネルギー需給」研究委員会
東京大学 生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
共催: 東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター
東京大学 未来ビジョン研究センター(IFI)
*申込締切:定員に達した時点 、または2021年9月22日(水)
お問い合わせ:一般社団法人エネルギー・資源学会 事務局
TEL 06-6446-0537 FAX 06-6446-0559 E-mail:gyoji@jser.gr.jp
詳細はこちら
2021.6.14
第34回APETイブニングセミナーのテーマは『電力設備におけるスマートメンテナンス』です。
電⼒設備におけるスマートメンテナンスの最新の状況について俯瞰できる良い機会ですのでどうぞ奮ってご参加ください。
<開催概要>
【日時】2021年7月13日(火) 16:30~18:40
【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします
【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
詳細はAPETホームページをご覧下さい.
2021.5.27
2050年カーボンニュートラルに向けて、エネルギー・資源学会では、「家庭部門のCO2排出実態統計調査利用研究会」(家庭CO2統計利用研究会)を組織し、家庭CO2統計の約1万件/年の調査票データの提供を環境省から受け、委員それぞれの研究領域から多様な視点で分析し、意見交換や議論を進め、その成果を学会内外に提供しています。
本シンポジウムは、3年目が終了した家庭CO2統計の概要、家庭CO2統計利用研究会の委員による分析事例について紹介するものです。
貴重な調査データを、国や地方自治体、企業等の地球温暖化対策の企画・立案・実施にどのように活かしていくか、かつこの分野の学際的な知見の集積を高めていくために、今後どのような研究が必要か、等の検討に資する場としたいと考えます。
─────────────────────────────────
「家庭部門のCO2排出実態統計調査利用研究会」シンポジウム
(第13回 ESIシンポジウム)
カーボンニュートラルに向けた家庭部門CO2排出実態統計調査の活用
日時 :2021年7月1日(木)13:00-17:10
場所 :ZOOMによるオンライン開催(参加者にZoom URLを開催1週間前にお知らせします)
主催 :エネルギー・資源学会 「家庭部門のCO2排出実態統計調査利用研究会」研究委員会
東京大学 生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
共催: 東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター(IRCSEM)
東京大学 未来ビジョン研究センター(IFI)
■シンポジウム参加費:1,000円(学生:無料)
■参加申込方法:東京大学ESIのHPよりお申込みください。(要事前登録)
*申込締切:定員に達した時点 、または2021年6月29日(火)
─────────────────────────────────
詳細はこちら
皆様のご参加をお待ちいたしております。
2021.4.27
我が国の長期のエネルギーと経済のあるべき姿と温室効果ガス低減に向けた長期発展戦略の策定に関する「2050年のエネルギーと社会」シンポジウムとして,2020年12月の「課題解決の方向性」,2021年2月の「選択肢の深掘り」の議論に続き,3回目として,世の中では高揚感さえ感じるカーボンニュートラルの実現について,多様な視点から「何が難しいのか」そして,解決の可能性を議論します。
<開催概要>
【日時】:2021年5月27日(木)13:00~17:45予定 (受付開始 12:30)
【会場】:ZOOMによるWeb開催
【シンポジウム参加費】:1,000円 (学生無料)
【参加申込方法】:こちらのHPよりお申込みください。(要事前登録)
【主催】エネルギー・資源学会 「2050年に向けた日本のエネルギー需給」研究委員会
東京大学 生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
【共催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター (IRCSEM)
東京大学 未来ビジョン研究センター(IFI)
*申込締切:定員に達した時点 、または2020年5月25日(火)
【お問い合わせ】:一般社団法人エネルギー・資源学会 事務局
TEL 06-6446-0537 FAX 06-6446-0559 E-mail:gyoji@jser.gr.jp
詳細はこちら
2021.4.19
本シンポジウムでは、ESIの第I期の成果の報告と今後の取り組みについての議論,そして二つのパネルディスパッションにおいて
1)PD1 ESIのモデル解析をベースにした検討・研究活動と意義
2)PD2 ESIの「提言-カーボンニュートラルに向けたシステムインテグレーションの取り組み-」
を背景にした今後の取り組みについての議論を行います.
<開催概要>
【日時】:2021年5月12日(水)
13:00~17:35予定 (OPENは12:45)
【会場】:ZOOMによるWeb開催
【シンポジウム参加費】:無料
【参加申込方法】:こちらのHPよりお申込みください。(要事前登録)
【主催】東京大学 生産技術研究所 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
【共催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター
*申込締切:定員に達した時点 、または2020年5月6日(木)
【お問い合わせ】:東京大学 生産技術研究所 ESI 社会連携研究部門 事務局
E-mail:esi@iis.u-tokyo.ac.jp
詳細はこちら
2021.4.9
第33回APETイブニングセミナーのテーマは『⽔素を活⽤したエネルギーシステムの最新状況』です。
水素を活用したエネルギーシステムの最新の状況について俯瞰できる良い機会ですのでどうぞ奮ってご参加ください。
<開催概要>
【日時】2021年5月13日(木) 16:30~18:40
【会場】オンライン開催 ※URLはお申込み後にお知らせいたします
【主催】東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
【協賛】東京大学 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
詳細はAPETホームページをご覧下さい.
2021.3.16
システム創成学専攻博士課程1年の桑原佑典大学院生、エネルギー・資源フロンティアセンターの加藤泰浩教授らは、氷期-間氷期サイクルの環境変動に対する地球の応答の仕組みを解明し、その成果がScientific Reports誌に掲載されました。
==公表日==
2021 年 3 月 11 日
氏名:桑原佑典 博士課程1年、安川和孝 講師、藤永公一郎 研究員、大田隼一郎 助教、中村謙太郎 准教授、加藤泰浩 教授
発表概要:東京大学大学院工学系研究科の桑原佑典大学院生(博士課程1年)、加藤泰浩教授らは、新生代第四紀の更新世チバニアン期~完新世ノースグリッピアン期にあたる約30万年前〜約6千年前に堆積した、南太平洋ラウ海盆の深海堆積物の化学組成およびオスミウム(Os)同位体比の分析を実施しました。その結果、海底での火成活動や陸上岩石の化学風化など地球の岩石圏(固体地球)の変動を示す指標である海水Os同位体比が、第四紀の周期的な気候変動である氷期-間氷期サイクルに伴い明確に変動してきたことを世界で初めて見出しました。さらに、海洋での物質収支シミュレーションを実施した結果、本研究により見出された海水Os同位体比の変動が、大陸氷床の後退時における氷河堆積物の急速な化学風化および大陸氷床の発達時における海底熱水活動の活発化を反映していることを明らかにしました。本研究の成果は、現在の地球温暖化が進行し、大陸の氷床がさらに減少した際に、地球システムがどのように応答するかを数万年スケールで予測していく上で重要な知見となります。
